技術・品質

トクデン独自の技術力

産学提携で、絶えず最新の技術を模索しています。

トクデンは、創業以来蓄積してきた独自の技術力により顧客のニーズを的確に捉えて、その製品を通じて需要が期待するレベルを適度に上回った品質と性能を達成してきました。
その背景となるものが、多くの産業財産権であり、2013年末時点で、国内133件、海外41件の特許権を保有し、100件(国内56件、海外44件)を出願中です。

また、ジャケットロール®による熱加工技術の開発では、立命館大学理工学部や、京都工芸繊維大学工芸科学研究科と共同研究・共同出願を行うなど、多くの産学連携実績を生み出しています。

誘導発熱技術

誘導発熱技術

交流電流が誘導コイルに供給されるとコイルに磁束が発生します。この磁束の作用でコイルに対向したロールシェルの内側に誘導電流が誘起され、その抵抗熱によってロール自身が自己発熱します(誘導発熱)。

ロール自体が直接発熱するため、熱エネルギーのロスが少なく、高精度で応答性のよい温度コントロールが可能です。

均温技術

ロールシェルには軸方向に多数の細長い空洞(ジャケット室)が設けられており、下図に示すように、ジャケット室内に熱媒体が液体と飽和蒸気の状態で密封封入されています。ジャケット室内の熱媒体は高温部では熱を奪って液体から蒸気になり、低温部では蒸気は熱を放出して液体に戻ります。

このように、高温部と低温部で熱媒体が相変化(液相⇔気相)のサイクルを繰り返すことにより、自身の温度差を解消する自己補償機能が働き、ロール表面温度を高精度に均一化することができます。

均温化の原理(真空空間に熱媒体を一部入れて密封)

多層インボリュート鉄心

多層インボリュート鉄心

巻線を施す脚鉄心は多層インボリュート鉄心を標準としています。多層インボリュート鉄心は狭幅珪素鋼板を変形して多重積層した構造をしており、左図に示すように断面形状が完全な円形となっています。

多層インボリュート鉄心は一般的な角型積層鉄心に比べ、同じ断面積であれば周長が12%少なくてすみ、発生銅損も12%低減されます。鉄心周面が全て鋼板の端面で露出する構造のため、漏れ磁束が多いリアクトルにも最適の鉄心構造です。
また、使用材料が狭幅珪素鋼板のため廃棄用端材を利用することができます。資源を有効利用できる上、材料価格も大幅に抑えることができます。

鉄心周長比較と電磁鋼板の利用

変形巻鉄心

変形巻鉄心

脚鉄心をつなぐ継鉄心は変形巻鉄心を採用しています。
三角形状や横長形状など設置場所に最も適合する形状に製作することができます。

製品・品質管理

トクデンの生産拠点は、変圧器、リアクトルなどの電源装置を製造する本社工場(京都)と、各種ロールの製造、メンテナンスを行うマキノ工場(滋賀)の2拠点。

それぞれ商品分野ごとの一貫生産体制を確立し、世界のどこにもない最高の製品をお届けすることをモットーに、専任技術者が製品の設計開発から製造、納品まで、責任をもって品質を造り込んでいます。

マキノ工場テクニカルセンターについて

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