従来の熱触循環式や電気ヒーター式では困難とされた高温度領域での使用を可能にした『高温誘導発熱ロール』は、700℃のロール最高温度下で±3℃の温度制御精度を実現。特殊耐熱電線を使用した内部コイルを多分割し、それぞれのコイルへの供給電力を個別にコントロールすることで鋼板・金属板熱加工等の温度分布制御に優れた性能を発揮しています。また、インダクションヒーター特有の高速レスポンスで負荷・無負荷時を問わず、回転速度・設定温度の急変に敏速に追従。どこまでも高精度の温度特性を維持します。
可燃物を使用しないクリーンで安全な設計。保守時間の削減と自己発熱ロールの採用で、高い生産効率と省エネルギーを実現しています。
- 900mmΦ × 2,000mmL
250~400℃ 150m/min.
900KN/m ハードフェーシング
主な用途先
- 鉄
- アルミニウム
- 特殊紙
- その他各種鋼板